キーボードを銀軸から赤軸に買い替えた話
約3年半前、仕事で使うキーボードとしてARCHISS ProgresTouchの銀軸(スピードシルバー軸)を購入しました
その時の詳細はこちらの記事にまとめているので、まずはこちらをご覧ください
なぜ赤軸に買い替えたのか?
とても気に入って使っていたARCHISSのキーボードですが、使っていくうちに銀軸というキーに対してこんな不満を感じるようになりました
- 赤軸のようなフルストローク(4mm)するキーと比べて、ストローク量が3.4mmと少ないため、打ち間違えが発生しやすい
これは同時に打ちやすさでもあるわけですが、正直僕は競技に出るわけでもないのでそこまでコンマ何秒をあらそうほどの速度は必要ありませんでした
メンブレンキーボードからARCHISSの銀軸に変えた直後はキーの打ちやすさに感動していましたが、長い間使っていくうちに打ち間違えをしないために結構緊張感を強いられるキーだということがわかってきました
銀軸と赤軸の違いはスポーツカーと乗用車のステアリングの違いと同じ
例えてみるならば、銀軸はまるでスポーツカーのステアリングのような感じです
スポーツカーのステアリングはとてもクイックで、少々大袈裟に言えば少し切るだけで隣のレーンに移れます
ただ、その反面、ステアリングコントロールにはシビアさ、常に正確さが要求されます
長距離では肩がこる、腕が疲れるなどの症状が出やすいです
一方で、乗用車、とりわけ高級車のステアリングは一般的にスポーツカーよりゲインが低く、ちょっと切ったぐらいではあまり反応しません
反応しない区間(遊び)も多めです
赤軸はまるで乗用車のようなステアリングで、入力には若干時間がかかりますが、一方でそれほどシビアな操作を要求されないので運転してて疲れにくいです
。。。車に例えたらよくわからない表現になってしまいましたが、つまりそういうことです
銀軸はタイピングコンテストやゲームには向いてると思いますが、通常僕がキーボードに求めてるようなプログラミングやテキスト作成などでは赤軸の方が向いてるという感想です
肩に力を入れずにキーが打てる、とでもいうのでしょうか
で、購入したのがFilcoのmajestouch
本来であれば、気に入っていたARCHISSの赤軸が欲しかったのですが、
このタイミングで同時にテンキーレスからフルサイズへの変更も検討しており、フルサイズかつ英語キー対応の赤軸キーボードが残念ながらARCHISSからは販売されてませんでした(何でや?)
というわけで、その条件を備えていて、かつ価格的にもお買い求めやすいFilcoのMajestouchにしました
なぜフルサイトに戻したのか?
僕が今まで使ってたARCHISSのキーボードはテンキーレスでした
これは使ってるうちに感じた部分ですが、「あー、今テンキーがあれば良いのにな〜」
と感じる時がしばしばありました
銀行の口座番号入力とか、電話番号入力などのある程度長めの数字のみを入力シーンです
これはテンキーのメリットの一つですが、仮に今のキーボードの入力モードがひらがなでも、英字に変更することなくテンキーでは半角モードで入力することができます
テンキーレスキーボードではわざわざひらがなモードの時は英字に変換して打つ必要があるので、地味に面倒でした
また、マウスを右手で握る人の場合、テンキーレスの方がキーボードまでの移動距離が少ないのでメリットがあります
しかし私は現在、腱鞘炎のため左手でマウスを握ってます
その場合、テンキーレスでもフルサイズでもキーボードの左側に配置したマウスとキーボードの距離は変わりません
もし私は現在も右手マウス使いだったら、今もテンキーレスのキーボードを選択していたかもしれません
Majestouchの感想
あくまでメカニカルキーボードとして今まで使っていたARCHISSとの比較になりますが、全体的な作りはARCHISSの方がお金がかかっていた感があります
具体的にいうと、まずARCHISSの方がキーボード全体のずっしり感があり、剛性を感じました
一方でMajestouchは全体的に軽くて、よくみると作りもARCHISSよりは頼りない(安っぽい)感じがあります
キーを押してから離した時の天板の反響音もARCHISSの頃は特に気になりませんでしたが、Majestouchは結構大きめの音がします
正直なところ僕はそこまで気になりませんが、人によっては気にするポイントかもしれません
銀軸と赤軸の違い
この約3年半の間、銀軸を使い続けてきて感じていた打ち間違えがかなり減った気がします
赤軸と銀軸の違いはストローク量で0.6mm、接点は0,8mmです
数字で見るとあまり変わらない感じがありますが、実際に入力してみると結構な違いを感じます
入力感も違いますし、これは好みの問題もあるかとは思います
ただ、これは赤軸の欠点でもあるとは思いますが、やはりゲームではキーのストロークの多さゆえに、少しもっさりとした印象を持つことはありました
空走感というか、キーの入力中に「あ、今キーの遊びの部分だな、無駄な空走部分だな」と感じることがあります
ただ、僕のやってるゲームは割とカジュアルなゲームなのであまり関係はありませんが、ガチのゲーマーは赤軸は明らかに向いてなさそうです(そもそも買わないって?)
最後に
ちなみに、このページの文章は全て、新しく購入したFilcoのMajestouchで入力しています
正直打つのが楽しくてしょうがないので、無駄に長文でお届け面は否めませんがご了承ください
あー、もっと文章が打ちたい
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はやぴ
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Sierにてお堅いB向けのソフトウェア開発を経て、現在はC向けのWebやアプリを中心に開発しています。
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