1組のマウスとキーボードで2台のPCを操作する
リモートワークが増えてきた最近では、
「会社から貸し出されたPCを使って自宅で仕事をしてる」
と言うエンジニアも多いんじゃないでしょうか
そう言うエンジニアは、
①仕事中は会社のPCを使い、
②プライベートな時間は自分のPCを使う、
と言う感じで、自宅に居ながらも複数のPCを使い分けているんじゃないでしょうか
仮に会社から貸し出されてなくても、エンジニアなら複数台のPCを持ってるもの(ですよね?)
エンジニアとしてはたとえ異なるPCを使う時であっても、同じ使い慣れたマウスとキーボードを使いたいもの
特に僕は先日キーボードを新調したので、使うPCがどれであろうとも何としてもこのキーボードを使いたいのです!
そこで、異なる2台のPCに対して1組の同じキーボードとマウスを使える環境を構築してみました
そのために必要なのがKVMスイッチです
KVMスイッチ
今回、その環境を実現するために僕が購入したのは、エレコムのKM-A22BBKと言うKVMスイッチです
KVMスイッチとは、1組のキーボード/マウスを複数台のPCにつなげて切り替えることのできる中継機器のことです。
エレコム KM-A22BBK
数あるKVMスイッチの中から僕がなぜこの商品を選択したのか
それは、
安いからです(どーーーん)
あとはエレコムと言う日本メーカーが出してると言うことや、切り替えスイッチがあると言うのもポイントでした
買ってから感じましたが、日本のメーカーが出してる商品としては、
破格だと思います
多分、あまり売れないから叩き売りしてるんじゃないでしょうか
バックアップとしてもう1台追加で買っておこうかと迷うレベルです
商品概要
・多機能マウス、多機能キーボードに対応
・手元スイッチで簡単切替
・色々なパソコンを切り替え可能
この商品、簡単に言ってしまえば、
「2つのUSBポートを持つUSBハブを、2台の別々のPCに差し込んで接続先を切り替えられる」
と言う機器になります
そしてその接続先は手元スイッチで切り替えることができます
内容物
これがこの商品(KM-A22BBK)のすべての内容物です
とてもシンプルですね!
KVMスイッチ本体と説明書、そしてマグネットシートです
マグネットシートはUSBハブ本体用と手元スイッチ用の2枚が同封されています
商品の使い方
1.キーボードとマウスをセット
画像のように、まずは使いたいキーボードとマウスを差し込みます
2.2台のPCにUSBを接続
あとはこのキーボードとマウスを使いたい別々のPC2台に対して、それぞれUSBで接続するだけです
画像のようにUSBケーブルには1番と2番とわかりやすく記号がついています
3.接続先を切り替え
接続先のPCを切り替えたい場合は手元にあるスイッチを押します
上の画像は1番のUSBケーブルに接続されたPC側が有効になってる例です
USBハブ側の「PC1」と書かれた緑のLEDランプが点灯し、手元のスイッチ側も緑のLEDが点灯します
2番を選択すると、USBハブ側のLEDランプはオレンジ色(黄色?)になり、手元の切り替えスイッチも同じ色に点灯します
使ってみた感想
いちいちキーボードやマウスを使うPCを変えるたびに差し替えることがないので、すごい便利です
しかもその切り替えは手元に置いた切り替えスイッチを押すだけ
個人的には総じて大満足な装備です
唯一の心配な点は切り替えスイッチの耐久性でしょうか
後述しますが、事実上Macでは自動切り替え機能が使えない判明した以上、このスイッチが壊れてしまうともうお手上げだからです
あと使い始めてからわかったことですが、
USBハブについてるLEDランプは実は要らないことがわかりました
なぜなら手元スイッチを見れば、現在の接続先がわかるからです
手元スイッチは自分の手の届く範囲に設置しますが、USBハブはPC周りに設置するので目に触れることが少ないんです
だからぶっちゃけUSBハブのLEDランプはただ単に無駄な存在ですw
要らない子でした
最近の日本メーカーの製品って、こういう小さいところの使い勝手がちょっと物足りない気がします。こういうところはロジクールとかの製品の方がよく考えられてると感じます
マグネットシートが地味に便利
USBハブ本体と切り替えスイッチを固定するマグネットシートですが、最初は両面テープだとずっと思ってましたw
両面テープだと一度固定してしまうと外すことができないので、ずっと使わないでいたんですが、よくよく説明書きを見るとマグネットであることが発覚w
説明書はよく読みましょうww
んで、このマグネットが地味に便利です
切り替えスイッチは当然手元近くの机なんかに固定できますし、USBハブ側も配線の取り回しの良い場所に固定できます
Macの場合、接続先は自動では切り替わらない
実は購入する前、アマゾンでこう言うコメントを見ていて結構期待してました
要するに、片方のPCの電源を切ると自動的にもう片方のPCに接続が切り替わると言う機能です
結論から言えば、確かに片方のPCをシャットダウンすれば自動的にもう片方のPCに切り替わります
しかし、Macのスリープでは切り替わりませんでした
PCをシャットダウンすると普通はUSB給電が切れるので、それを検知して切り替える機能が搭載されているんだと思います
しかしMacはスリープ状態にしてもUSBは給電し続けています
つまり、たとえ片方のMacをスリープにしたところで、自動的にもう片方のMacには切り替わりません
私は2台ともMacに接続しているので、残念ながら自動切り替え機能は利用できませんでした
Macで自動切り替えを期待してる人はご注意ください
Macでも片方のPCをシャットダウン(電源オフ)にすれば、自動的にもう片方に切り替わることは確認しました
でもMacでいちいちシャットダウンする人はまれで、ほとんどの人はスリープ運用だと思うので、やっぱりMacにとっては無縁の機能ということになります
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