会社改善:社内でのおしゃべりを推奨すべし
僕はそれなりに転職もしてますし、会社員生活もそれなりの年数過ごしてきました
そんな僕が最近、いろんな会社を見学して感じていることがあります
それは、
「最近の会社は社内の会話量が絶対的に少ない」
と言うことです
僕はそこがどんな会社なのか、勢いがあるのかを社員の会話量を1つのバロメーターにしています
勢いのある会社は社内に活気があって、従業員同士がわきあいあいとよく会話をしている率が高い気がします
全てのいけてる会社がそうなのかと言われたら、そうとは断言できませんが、社内での従業員の会話はとても重要な要素だと思います
プログラマーやSEという職業は、基本的にPCに向かっていないと仕事が進みません
もちろん会議やミーティングなんかで仕様決定したり要件定義することもありますが、最近ではグループウェアなどの登場で以前ほど直接話してやり取りするケースが少なくなっています
仕事中にベラベラおしゃべりをしていると上司だったり社長に怒られることもあります
確かに経営者や管理職にとっては、それがサボってるように見えるかもしれないし仕事の効率も落ちるかもしれません
しかし会社員は常に忙しいわけではありません
忙しい時もあれば暇な時もあります
忙しい時は流石に集中して仕事をする必要があると思いますが、そうでない時は呑気におしゃべりする時間も必要です
会社改善案「おしゃべりを推奨」
そこで僕が提案する改善案として、これからの会社は社内のおしゃべりを推奨した方が良いと思っています
理由は以下の通り
コミュニケーションによってミスを防げる
意外とよくある社内のミスは、コミュニケーションのなさから発生してるケースが多いです
いわゆる「言ったつもり」とか「言わなくてもわかってくれると思ってた」です
それらは本当につまらないミスなんですが、大きなトラブルに発展することもあります
コミュニケーションをしっかり取っていれば起こらなかったつまらないミスなのに、大惨事につながる可能性があります
実はこの裏には、あまりその人と会話したくないという潜在意識が見え隠れしている場合もあります
仲が良い人であれば気軽にコミュニケーションを取れますが、なんとなく話しづらかったり、嫌いな人間であればなおさらです
普段からおしゃべりを推奨していれば、コミュニケーションとるハードルが下がり、くだらないミスを防げます
いざという時に会話が通じやすい
普段からよく話していると、なんとなくその人の考え方や思考能力、話すスピードなんかがわかってきます
そうすると急な対応なんかの時に話がすぐに通じやすいものです
ところが逆に、普段からあまり話さない人だと、急いでる時に限ってちょっとした会話のかけ違いのようなものが発生したりします
ソフトウェアの仕様に関するミーティングなんかでもすぐに仕様が決まりやすいし、単純に意思疎通がしやすいと会話していても楽しいですね
会社に行くという理由づけの一つになる
今の時代は昔と違って、会社に属さなくても生きていける個人主義の時代になりつつあります
そうなると、わざわざ時間を拘束されて満員電車に揺られ、ストレスの溜まる会社で過ごす理由がなくなりがちです
特にエンジニアの場合は会社員でなくフリーランスで生きていくという選択肢もあります
となると、わざわざ会社員でいるにはそれなりの理由が必要です
もちろんお金はその最たるものだと思いますが、社内で仲間と会話ができるというのは会社員の大きな特権だと思います
フリーランスになると会社員の時の様な仲間みたいな存在が居なくなりますから。
これからの時代、どの会社も生き残っていくことに必死だと思居ます
社員もそんな会社に残り続けるのはそれなりの理由が必要です
だからこそ、社内で楽しくお話ができるというのはこの時代において貴重なものになりつつあるように思います
「話さず嫌い」が減らせる?
「食わず嫌い」は食べたことがないのに嫌いなことですが、「話さず嫌い」は話したことがないのになんとなく嫌いなことを言います
会社は同じ部署の人であれば話をする機会があるかもしれませんが、違う部署になるとほとんど喋る機会がなかったりします
そうなると「別に話したことはないけど、なんとなくあいつが嫌い」みたいな人が出てきます
人は一度嫌いになると、話をする気にならなくなるのでさらに溝が深まる一方です
ところが「一度話をしてみたら以外といい奴だった」という経験は結構あると思います
つまり社内の会話量が増えることでなんとなくその人に対して誤解していたことが無くなったり、話の通じる人が増えるという経験が多くなるように思います
社内がうるさくなるのでは?という不安
「おしゃべりを推奨すると、社内がうるさくなって仕事に支障が出るのでは?」
という不安もあると思います
僕が思うに他人のおしゃべりで気になるのはバカ笑いだと思います
別にくだらない話を他人がしていてもあまり気になりませんが、バカ笑いをずっとしてる人はすごく気になります
だからダウンタウンの「笑ってはいけない」ではありませんが、「バカ笑いは禁止(控えめに)」といった注意書きを追加しておくのはいいんじゃないかと思います
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はやぴ
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Sierにてお堅いB向けのソフトウェア開発を経て、現在はC向けのWebやアプリを中心に開発しています。
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