リモートワークが予想以上に快適すぎてもう元には戻れない件
現在、リモートワークで絶賛仕事中です
フルタイムでリモートワークです
月曜から金曜日まで1日も出社せず働いております
こちとらリモートワークがなかった頃に会社員生活を始めているので、新鮮な驚きでいっぱいです
今回は、リモートワークを初めて何が良かったのか、悪かったのかをまとめてみました
ちなみに自分のチームでは、リモートワークで出社することを論理出社、
実際に出社することを物理出社とネーミングしています
最近仕事がずっとリモートなんだけど、
— はやぴ@Webサービス開発 (@hayapy__) November 27, 2020
一旦なれると便利すぎて、リモートのなかった頃の生活に戻れる気がしない!
リモートワークで良かった点
通勤のストレスから解放される
リモートワークをやってる人に、何が良かったかと聞いたら一番に帰ってきそうなのがこれ
実際にやってみるとわかりますが、毎朝通勤電車に乗り込むといったミッションインポッシブルがなくなるのはめちゃくちゃメリットです
特に東京の会社は、通勤のストレスがひどいです
もちろん通勤による精神的、肉体的ダメージの量は会社の場所によって変わってきます
自分の経験では、渋谷の会社の時がとにかくダメージMAXでした
「1日の仕事の疲労の半分は通勤で発生してる」
といっても過言ではありませんでした
渋谷で働く通勤層の人はとにかくみんなイライラしてて、いきりたってます
特にそれは男性より女性の方が顕著なのですが、その件は置いておきます
とにかく、リモートワークは通勤によるストレスから救ってくれるスーパーマンのような存在です
論理的にはどこでもドアと同じ
個人的に、リモートワークはドラえもんの道具であるどこでもドアに近いと思っております
たとえば10:00から19:00までが就業規則の場合
9:30
起床
9:55
PCを起動して仕事開始
19:01
PCを閉じて仕事終了
19:05
風呂に入る
みたいな生活が可能なんです
これはまさに、どこでもドアがあるのと同じ状態です
自宅でPCを起動したら会社に瞬間移動
PCを閉じたら家に瞬間移動
してるのと同じ状態だからです
実際のどこでもドアを開発するのは不可能でも、リモートワークを使えば物理的などこでもドアが可能になると気がつきました
好きな場所で仕事ができる
リモートワークでは場所の制限がありません
(流石に海外だと時差の関係で難しいかもしれませんが)
なので極端な話、日本全国どこでも仕事ができるわけです
つまり、恒久的にリモートワークを採用してる会社であれば、その気になれば地元に帰ることもできるわけです
無理に高い家賃を払ってコンクリートジャングルの東京に住む必要がありません
地方に行けば家賃も安く、人混みにも遭遇しないので精神的にも安定します
嫌いな上司と顔をあわせることが少なくなる
会社はいろんな人間が集まる場所です
どうしてもそこでは人間関係でスキキライが出ますよね?
リモートワークではzoomで会話をする人は自分のチームの人くらいに限定されるので、会社内で他の人とすれ違うようなエンカウントが発生しません
つまり1日の中ですれ違う人数が物理的に少ないので、物理出社をするよりも会う人数が限定されます
リモートワークで悪かった点
正直なところ、僕の場合、リモートワークで悪かった点はほとんどありません
ただ、しいて上げるとするならば、という観点で書いてみました
運動不足になりがち
リモートワークをやりだすと気がつくことの一つに、通勤がかなりの運動になっていたということです
リモートワークで家から出ないと、本当に運動不足になりがちです
長期間になればなるほど、体調の変化から運動の必要性を感じる人は多いはず
睡眠が浅くなる
典型的な例としては、睡眠が浅くなります
脳は疲れているはずなのに、設定した時間にアラームが鳴る前に起きてしまったりします
これは精神の疲れと体の疲れが一致していない時の起こりがちです
深く寝付けないと思った時は、積極的に運動する必要があります
席を空けずらくなった
リモートワークでは、なんとなく席を空けずらい空気は感じるようになりました
要はリモートワークって、サボろうと思えばサボれるわけです
チャットワークやスラックみたいなグループウェアを使ってると、即座にレスポンスできないと何か他のことをしてるのではないかと疑われるんじゃないかとつい思い込んでしまいます
そういった理由から、なんとなくトイレにも長々と行ける雰囲気ではなくなった気がします
物理出社してた頃は、むしろトイレは非喫煙者の自分にとって唯一の休憩タイムだったのでゆっくりやっていました
ところがリモートワークの現在では、1秒でも早く席に戻れるように手短にするようになりました
そいういう意味では、物理出社をしていた頃よりも椅子に座ってる時間は長い気がします
アウトプットを求められるようになった気がする
これは良い面でもあるわけですが、
ぶっちゃけた話、会社員って出社自体が仕事の半分を占めるようなところがあるじゃないですか
出社さえしてしまえば、半分は仕事が終わった的な感じです
ところが、その物理出社がなくなってしまったので、自分が仕事をしてる証がアウトプットくらいしかなくなってしまいます
そういう意味において、物理出社をしていた頃よりもアウトプットを出すことが重要になってきてると感じています
物理出社をしていた頃に比べて、日報とかも詳細に書くようになりましたしw
仕事モードに切り替えずらくなった
これは人による部分も多いかと思いますが、
どうしてもプライベートと仕事の切り替えが難しくなる面もあります
物理出社では通勤時間が切り替えの時間であったのだと思います
そいういう意味では、論理出社のリモートワークではPCを開ければ仕事、閉じればプライベートとなるので、
なかなかモードの切り替えが難しい面は確かにあるかと思います
気持ちの問題ではありますが、月曜の朝とかは結構切り替えの難しい時間帯ではあります
残業が気楽にできるようになった
これは良い面でもあり、悪い面でもあるわけですが、
基本的に僕は物理出社していた頃はほとんど残業をしないタイプでした
一ヶ月の残業時間は10分とかそんな感じですw
ほぼ定時きっかりに帰るタイプでした
ところがリモートワークでは、なんとなく残業をするようになりました
自分の中で残業に対するハードルが下がったのかもしれません
というのも、思い返してみれば、残業って会社にいるのが苦痛だったからなるべく避けていたわけです
一刻も早く家に帰りたかったわけです
ところがリモートワークでは、常に家にいるわけですからその理由がなくなりました
加えて、PCさえ閉じてしまえばどこでもドアで家に一瞬で移動できるわけです
そういったこともあり、個人的に残業時間は増える結果となりました
で、ぶっちゃけリモートワークってどうなの?
一言でお勧めできるかと言われたら、めちゃくちゃお勧めできます
っていうか、武漢ウイルスに関係なく、
もはやリモートワークができない企業で働くのは難しいとさえ思うようになりました
リモートワークってめちゃくちゃ便利だからです
超効率が良いです
特にZoomのようなミーティングや面談ではなおさらです
こんな便利なものを手放して、また再びコロナが落ち着いたら出社に戻すというような神経をしてる経営者の会社では働いていけないと考える人もいるでしょう
だって「日本中どこで働いても良い」って、福利厚生としては最高じゃないでしょうか?
個人的には家賃補助より嬉しいです
冬は沖縄で、夏は北海道から仕事をする
そんな夢のような環境が実現できるわけですから
ただし、確かに良い面の多いリモートワークですが、以下の様な人たちにとっては厳しい面があることがわかりました
リモートワークが向いてない人たち
新人
新卒社員や新しく入った中途の人は、どうしても直接あって話した方が情報量が多いこともあり、新しい環境にリモートワークだけで適応するのは確かに難しい面もあります
あくまで慣れの問題なのかもしれませんが、欲を言えば最初だけは出社できると良いかもしれません
切り替えができない人
「どうしても家だと仕事をする気分になれない」
そんな人はいるかと思います
多分フリーランスとかでは生きていけない人種の人たちですw
子供がいる人
家で家族、特に子供がいるうちだと、どうしても仕事が難しい面はあります
いうことを聞いてもらえる年齢ならまだ良いのですが、小さいうちはどうしても仕事中に乱入されて困る面もあるでしょう
自宅環境に投資できない人
会社というのは、企業が投資をして働く環境を整えています
ところが、家だともともと働く環境ではないので、どうしても快適に仕事をしようと思うとある程度の投資が必要になってきます
こういった投資を怠ると、どうしても会社のような環境よりかは働く場所として劣ると感じる人はいるかと思います
友達が少ない人
僕の様に友達が少なくて、家族がいない人は、
家で一人でずっといることは孤独を強く感じる様になることはあるかと思います
武漢ウイルスで人と会えなくなることで初めて感じましたが、
やっぱり人と人とのふれあいは生きていく上ではなくてはならないものです
友達が多い人は会社以外でも人間とのふれあいがあるのでそこまで精神的にくることはありませんが、
やっぱり会社以外のつながりのない人は辛くなる面はあるかと思います
だからこそ、これをきっかけに気軽に話せる仲間を作ることが大切なのかもしれません
リモートワークを経験すると、もう元には戻れない?
今現在リモートワークをしてる人に聞いてみると、ポジティブな意見もネガティブな意見も聞きます
ほとんどはポジティブな意見なわけですが、
「やっぱり出社が良い」という人もいました
これは向き不向きもあるかとは思いますが、個人的には自営業がやれるタイプの人はリモートワークでも十分にできると感じました
逆に根っからの会社員タイプの人は出社の方が良いという感じを受けました
個人的には、たとえ武漢ウイルスが終わって元の生活に戻ったとしても、もはやリモートワークのない生活は考えられません
別に出社がしたくないというわけじゃないんです
出社して同僚と会うのも大切なことだと思います
しかし、出社による無駄な通勤のストレスや時間的なロスを考えるとどうしてもリモートワークの方が効率が良いのでこれを手放すのが考えられないんです
せっかく洗濯機を手に入れたのに、それをわざわざ手放して洗濯板で洗うことに耐えられますか?
せっかくひねれば火がつくコンロを手に入れたのに、薪で火を起こす生活に戻れますか?
リモートワークも同じことです
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はやぴ
Web/アプリ開発エンジニア
Sierにてお堅いB向けのソフトウェア開発を経て、現在はC向けのWebやアプリを中心に開発しています。
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