乗ってわかった配車サービスの便利さ!ベトナムで見たGrabの威力

2020年6月10日ウェブサービス

昨年の話になりますが、ベトナムに観光に行ってきました

理由は知り合いがベトナムにいたので会いに行ったのと以前から興味があったからです

そこでたまたま配車サービスであるGrabを利用したのですが、サービスを開発する側の人間から見た感想と、ベトナムの現在の状況を合わせて紹介します

ベトナムの現状

僕が行ったのはベトナムのホーチミン

ホーチミンは縦に長いベトナムの南に位置する都市です

実際に行く前はベトナムってこんなイメージでした

  • 一面の田園風景
  • 水曜どうでしょう
  • 枯葉剤
  • 社会主義で賃金が安く貧しい

ちょっと偏ってるかもしれませんが、やはり学生の頃に社会で学んだベトナム戦争のイメージが強かったです

ところが実際に行ってみると、そのイメージは完全に裏切られました

景気が良い

まず最初に感じたのは、

「景気が良さそうだな」ってことでした

もちろん日本から比べれば物価は安く賃金水準も低いです

現地の人に聞いた話ではベトナム人の平均月収は3万円程度とのこと

しかし、街全体から溢れる活気や人々のギラギラした熱気は肌で感じることができました

聞けば、どんどん物価や賃金が上がっていて、ビルや大型建物がバンバン立っているらしいです

おそらく毎月単位で働いている人の給料は上がっていて、やればやっただけ収入になるのでしょう

そう言う環境では人間はやる気が出ます

はっきり言って、今の日本人とホーチミンの人は目の輝きが全然違うと感じました

町中が建築ラッシュ

ホーチミン市を歩いてみると、至る所で建築が行われていました

観光に来て三日目、気がついたら履いていたスニーカーに小さな釘が刺さってることに気が付きました

ギリギリのところで足裏には届かなかったので怪我はしなかったんですが、東京では1度も靴に釘が刺さったことはありません

それだけ町中で建築ラッシュでネジや釘なんかが至る所に落ちているのでしょう

そんな中にひときわ高いビル群があって、明らかに他の建物とは異彩を放っていました

現地の知り合いの話では、そのビル群もこの数年で建ったとのことでした

ベトナムは今、外資なんかも多く集まっていると聞きます

みんなスマホを持ってる

街並みを見ていると、まるで戦後の日本を見ているかのようです

道路はゴミがいっぱい落ちていて汚く埃っぽいし、ゴミゴミしてて、空気も汚い

貧しい人ももちろんいます

でもその一方で、ほとんどのベトナム人はスマホを持っていて最新のアプリやサービスを利用していました

このアンバランスさが印象的でした

みんな若い

これも今の日本とは対照的なことですが、ホーチミンにいる人は若い人が多いです

よく親子4人で仲良くバイクに乗る光景を目にしました

現地の人の話では、25才ぐらいで二人くらい子供がいるのはベトナムでは普通なんだとか

ベトナム人自体の平均年齢が20代らしく、とにかく街で見かけるベトナム人は若者が多い

そんな若者たちが目をキラキラさせて活気にあふれています

「世界を変えるのは若者、馬鹿者、よそ者」なんて言いますが、まじでベトナムはいま、若者の力で国を作っている、動かしていると実感しました

Grab

前置きが長くなりましたが、やっと本題

正直、ベトナムに行く前は配車サービスについて良い印象はありませんでした

日本でウーバーとかの悪い噂を耳にしてたしね

それでも利用したのは現地の知り合いが「便利だから絶対に使え」って言ってくれたから

Grabは日本でいう所の白タクです

一般人が自分の車で営業します

実際に使ってみると、Grabはものすごい便利でした

その理由をいくつかあげてみます

安い

Grabを使うと移動費が安いです

例えば車で10分程度の移動なら日本円で200円とかそんな感じ

4人で乗車すれば一人当たり50円とか

歩いていくのがバカバカしくなるくらい安いです

一人なら車よりもバイクの方が安いです

ボられない

東南アジアでタクシーに乗ろうと思うと、必ずと言っていいほどボラれます

メーターの何倍もの金額をふっかけてきたりします

しかしGrabは乗車する前に金額があらかじめアプリ上で表示されます

だからそれ以上の金額を支払うことがありません

これは東南アジアでのタクシーでは画期的なサービスだと感じました

簡単

アプリは日本語化されてませんが、使い方はとても簡単で直感的にわかりました

大まかに説明すると自分の場所をGPSで測位して、現在地から目的地をセットします

あとはタクシーの種類(車の種類やバイクなど)を選択すれば、勝手に近くにいる運転手を割り当ててくれます

しかも、選ばれた運転手は地図上でどこにいるのかを確認することができるので、あとどのくらいで到着するのかが視覚的にわかりやすいんです

ホーチミンではどのくらいのGrab運転手がいるのかわかりませんが、だいたい運転手が決定してから到着するまで10分もかからないことがほとんどでした

ただし、土日とか夕方なんかの利用が増える時間帯は待ち時間が長くなる傾向にありました

支払い

目的地に到着したら、あとはお金を支払うだけですが、現地の知り合いは電子払い(クレカ?)を登録していて、支払いさえも自動化されていました

つまり、現金のやり取りさえしません

これは本当に便利だと思いました

しかも現金で払うよりそっちの方が多少割安なのだとか

稼げる

これはドライバー側の話ですが、Grabは車やバイクさえあればすぐに営業を開始できるので、ベトナムでも人気の職業なんだとか

もちろんベトナム人にとって車を買うのはとてつもなくハードルが高いです

でも自前のバイクなんかを使ってすぐに営業できるのは魅力でしょう

聞いた話ではベトナム人の平均月収が3万円なのに対し、月10万円を稼ぐドライバーもいるのだとか

そんなわけでGrabはベトナム人にとって職業としても成立しています

日本はウェブサービスで遅れだしている

ベトナムと言う国は日本よりもGDPも低いし、経済的にはるか格下の国なのは間違いありません

しかしGrabを代表するようなウェブサービスではすでに日本より先をいってるように感じました

日本と言う国は規制が多く、特に昔の産業を守ろうと言う傾向が強いです

タクシーなんかその最たるものです

日本では白タクが禁止されているので今回のGrabのようなサービスは利用できません

それはタクシー業界を保護しようとしているからです

民泊もそうです

日本では長い間「旅館業法」の規制により民泊は禁止されていました

しかし外資(Airbnb)の登場によって一定の条件下でのみ民泊を認める法律が作られました

別に民泊をすべて自由化しろとは言いません

実際にロンドンではAirbnbの登場によって賃貸の相場が上がってしまったと聞きます

ただ、新しいものを拒んで規制をかけ続けている日本はすでに世界から取り残されはじめているし、そのことに多くの日本人は気づいてもいません

中国に住んでる知り合いは、日本に来ると「不便だ」と言います

中国では配車サービスが簡単に利用でき、買い物の支払いもキャッシュレスなど、とにかく便利なサービスが多いから、という理由らしいです

若者がベトナムに就職する選択肢

これ以降はGrabとは思いっきり関係ない話になります

主にベトナムに行ってきた感想です

大学を卒業したての日本人がベトナムで就職できるサービスを運営しているグループがあると聞きました

詳細は忘れてしまったが気になる人はググってください

正直ベトナムに行く前は、

「日本人がわざわざ賃金の低いところにわざわざ働きに行くなんて、アホらしい」

とさえ思ってました

しかしベトナムに行ってきた後は「それもありかも」と思うようになりました

理由は以下

景気の良い雰囲気を体感できる

40歳以上の人であれば、バブル期の日本を知っているので景気の良い社会というのを体感していますが、20代の人だとそんなことは知らないわけで、生まれてからずっと景気の悪くなる一方な日本しか知りません

しかし今のベトナムはまさにバブル景気で、街全体がイケイケムード

そんな状況だと、少々の失敗なんて誰も気にしません

他人の揚げ足取りにばかり終始している今の日本とは正反対です

「失敗を恐れない」

環境では人間は前向きに行動することができるし、その経験は絶対にプラスになるはずです

これからベトナムはもっと外資が集まって、そのバブル景気はさらに加速すると思います

いつ波が崩れるかわかりませんが、今のうちに短期的にベトナムを経験しておくのは人生において確かなプラスになると感じました

新しいことに挑戦できる

ベトナムはまだまだ発展途上の国です

だから規制も日本ほど厳しくないので、新しいことにも挑戦しやすいと思います

今の日本は新しいことを挑戦するにはネガティブな要素が多すぎます

だからまだまだ新雪が積ったばっかりのまっさらな国なら新しいことに挑戦できるかもしれません

若者が多い

日本で会社に就職すると、ひとまわりもふた回りも年上の上司と接することになるでしょう

しかしベトナムは若者が多いので、就職する若者と同じくらいの年齢の人が多いです

類は友を呼ぶって言いますが、その活気やバイタリティを間近で見ていると、自分にも伝染してきます

そんな同年代の活気あふれる人たちと行動を共にするのは、人生においてかけがえのない経験になると思いました

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