休眠口座という名の埋蔵金に対してハンコ/通帳共に無し!で挑む

そのほか

先日、とある銀行から一通のお手紙が来ました

内容は以下の通り

お取引継続のお願い

毎度格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。
かねてよりお取引いただいておりますあなた様の表記預金につきましては、
長い間入出金等の動きがございません。

万一お忘れの場合は、取扱店までご連絡いただきますとともに、
引き続きお取り引きいただきますよう、お願い申し上げます。

要するに、

休眠口座扱いになってしまいそうな口座があるよ

というお知らせのようです

休眠口座というのはマスコミの作って言葉で、正確には睡眠口座というらしい

実はこの口座、小学生の頃にもらったお年玉を貯金しておくために親が作ったものでした

うん十年前に作った口座です

そんなことはすっかり忘れていたので、この通知を受け取った時はまさに寝耳に水状態

元々は自分がせっせと貯めたお金ですが、今となってはひょんなことから湧き出た埋蔵金のような感じです

まさに過去の自分から、今の僕へのプレゼントとでも言うんでしょうか

のび太くんが未来の子供を助けてあげるシーンを思い出しました

ありがとう俺

しかもこの口座、残高が15万円近くあることがわかったので、ただ事ではありません

「これは早急に手続きせねば!」

ということで早速、この銀行に電話することにしました

電話の内容を要約すると、要は一旦銀行まで来て欲しいとのことでした

というわけで最寄りの銀行へ早速言ってまいりました

(ちなみに、元々この口座を作った支店は別の場所にありましたが、そこの支店へ行かなくても手続きは可能とのことでした)

銀行で手続きは不可

早速、この銀行の最寄りの支店へいき、事情を説明

なお、銀行において必須アイテムである、当時のハンコも通帳もありません

おそらく引越しの最中に無くしたんだと思います

身一つで運転免許証を握りしめて銀行へ突入しました

ていうか通帳が手元にあるくらいだったら口座の存在を忘れたりしません

忘れるくらいなんで、通帳なんてあるわけありません(キリ)

ハンコもどれが登録印なのかわからない状態です(キリ)

とりあえずこれだろうという印鑑を親から預かって持って行きましたが、見事に違ったようです

まあ、うん十年前に作った銀行の印鑑なんて覚えてませんよね

そんで、唯一の武器である運転免許証を提示してみたりしましたが、結局のところ手続きは後日郵送で行うことになりました

免許証に記載の住所に書類が送られてくるらしいので、その書類に必須事項を記入して返信して欲しいとのこと

店頭でも手続きはできるようでしたが、色々と理由をつけてやりたくはないという印象でした

とりあえず来てくださいと呼びつけておいて、店頭に行ったら口座の所有者かどうかよくわからないから自宅に郵送すると追い返されてしまいました

ま、銀行側の立場に立ってみればその心理はわかりますけどね

どこぞのよくわからない人が、通知書と免許証だけ持って金を引き出したいと言われても・・・って感じですよね

改めて銀行は、ハンコと通帳というどこにでも行ってしまうようなフワフワしたものでしか本人を確認できない脆弱なシステムであることを認識させられました

お金っていう大切な資産を預かっているのにね

しかもハンコなんて言ってみればどうにでもなりそうなものですよ

そんなものにいまだに依存してるとか2020年の現代でやることとは思えませんでした

おっと、心の声が漏れてしまいました、いかんいかん

とりあえず、今は銀行からの書類待ちです

進展がありましたらおって更新します

追記:振り込まれました!

1月8日に書類が郵送されてきました

ハンコの更新書類と解約に関する書類です

「解約するのになぜハンコの更新?」

と疑問でしたが、おそらく内部的にハンコの更新処理をしてから解約に行かないといけないフローがあるのかもしれません

それと身分証明書のコピーを一通同封して、同日に送り返しました

2日後にスピード振込

書類を郵送してから2日後、なんともう指定した銀行に着金してました!

まさにスピード振込です

(連絡はありませんでしたので、たまたま銀行に行って気がつきました)

こうして、僕の埋蔵金はしっかりと手元に帰ってきたのでした

せっかくなので、このお金で何か美味しいものを食べようと思います♫