324冊の漫画本をメルカリで売ってわかった送料を安く抑える方法

そのほか

先日、小学生の時から実に数十年にわたって集めてきた漫画本(ほぼジャンプ系)324冊をメルカリで売りました

以前から個人売買はヤフオク派だったんですが、今回メルカリで売る事にしました

発送には主にらくらくメルカリ便ゆうゆうメルカリ便を使ったのでその比較なんかもしてます

その時にわかったこと、注意点などを紹介します

なぜ売る事にしたのか?

改めて見てみると、よくもまーこんなにも集めたもんだと自分自身で感心する量

そもそもなぜそんなに長い間集めてきた漫画を売る事にしたのか

本ていうのは漫画に限らず非常に場所を取るんですよね

広大な家に住んでる人なら良いのかもしれませんが、僕のような狭小住宅に住んでる人間からしたらスペース効率というのは非常に重要です

しかも最近ではほとんど読むこともなくなってきていて、年に一回の大掃除で溜まったホコリを吸い取るだけの存在になってました

最近では漫画本もオンラインで読めるようになってきてますし、もう紙という媒体自体に価値は無いのでは?と思い始めたのも一つの理由です

売却結果

まずはトータルの売却結果をご覧ください

巻数売却額送料利益
卓上スポーツ242,600円700円1,640円
スポーツ系171,800円700円920円
武道系242,100円800円1,090円
警察系13213,000円1,130円10,570円
恋愛もの151,800円700円920円
格闘もの191,700円700円830円
格闘もの2262,600円800円1,540円
格闘もの3424,200円800円2,980円
不良系252,000円800円1,000円
Total32431,800円7,130円21,490円

全部で単行本を324冊売却し、手数料や送料を抜いた最終的な利益は2万1490円でした

(正確に言えばここから引き出しにメルカリの手数料200円が取られますが)

重量にしてなんと約55kg

平均的な日本人女性ぐらいの重量があったのには驚きました

単行本1巻あたりで換算すれば約66円で売れた事になります

ブッ○オフなんかに売りに出したら1冊10円くらいで引き取られるのが関の山ですから、そういう意味ではよかったと思います

それにしても最近は特に送料が高くなったことを改めて実感しましたね

10年くらい前だったら60サイズくらいなら580円くらいで発送できたのに、今じゃ一番安くても700円です

メルカリに取られる手数料もそうなんですが、とにかく送料が利益を圧迫する元でした

わかった事

ゆうゆうメルカリ便は現金を支払う必要はない

知ってる人にとっては当たり前の話かもしれないませんが、メルカリで発送方法を「ゆうゆうメルカリ便」や「らくらくメルカリ便」で指定した場合、郵便局に持って行くときはお金のやりとりが発生しません

のちに売り上げ金額から自動的に送料が差し引かれて振り込まれます

昔からヤフオクをやってた人間にとっては実に楽チンに感じましたね

直接送った方が安くなる場合もある

ゆうゆうメルカリ便にしろ、らくらくメルカリ便にしろ、どちらも全国一律の価格です

調べてみるとわかるんですが、普通にヤマト運輸や佐川を使って直接相手の住所に送る場合よりも高くなる場合があります

それは主に近場の場合です

遠方の場合は逆に割安になります

だからもし相手の住所が近かったら住所を聞いて直接送るやり方が最も送料が安くなる方法ですが、匿名配送が当たり前になってるメルカリでその方法はハードルが高いかもしれません

北海道に送る場合

例えば梱包したサイズが60サイズで相手が北海道だった場合を見てみましょう(関東から送ると想定)

ゆうゆうメルカリ便なら700円で送れます

ヤマト運輸の送料表

一方、ヤマト運輸ならクロネコメンバーで直営店持ち込みなどの割引を駆使しても1100円もしてしまいます

つまりゆうゆうメルカリ便の方が圧倒的に安いんです

関東地方に送る場合

一方で、自分と同じ関東地方の人に送る場合です

ゆうゆうメルカリ便なら700円

ヤマト運輸の送料表

ヤマト運輸だと660円と少しだけヤマトの方が安いです

ただし相手の住所を聞き出す必要がありますし、送料の支払いのやりとりなんかも発生するので、その手間を考えたら本当に安いのかは微妙なところですかね

少ない巻数より多くのセットで売った方が特

上の一覧表で、巻数と利益を見てみてください

一回の販売で売る巻数が少ないと1冊あたりの利益も少ないです

なぜなら送料が重くのしかかるからです

逆に巻数が多いと一冊あたりの利益は高めになります

意外と多くても少なくても送料がそこまで変わらないからです

だからメルカリあたりで漫画を売るときは、出来るだけセットで売る方が特です

しかも発行巻数の多い漫画ほど良いです

僕の場合だと、警察モノの漫画が1冊あたり80円の利益となっています

ところが格闘ものの19巻セットでは1冊あたり約43円になってしまっています

そもそも一冊当たりが100円を切る売値な上に、送料が重くのしかかってしまった結果です

漫画本は意外と重い

普段あまり意識しないし、1巻持って読んでる程度じゃ気づきませんが、実は漫画本て数が多くなると結構重いんです

しかも漫画の種類によって重量が案外違います

例えば最も軽かったのがこちらの漫画で一冊あたり154g

逆に一番重かったのがこちらの漫画で、一冊あたり180g

同じ少年漫画の単行本なのにこの両者の重量は一冊あたり26gも違います

例えば100巻セットともなれば全体で2.6kgも重量が違ってくることになります

60サイズに収まるのはギリ24巻まで

メルカリでは送料は出品者が負担するのが普通です

そうなると出品者側としては出来るだけ送料を安く抑えたいところです

可能な限りコンパクトに梱包することが送料を抑えて利益を大きく出すことに繋がるからです

その結果わかったことは、普通の少年ジャンプの単行本であれば24巻までならギリギリ60サイズに収めることができました

ただし、実寸では3辺の合計が61.5cmになってしまい郵便局のおじさんに多少おまけしてもらっての結果です

だから普通の人はおそらく22〜23巻までが60サイズに収められる限界だと捉えてもらって良いと思います

実際に「卓上スポーツ」漫画は24巻で60サイズでしたが、「武道系」漫画は同じ24巻でも80サイズにされてしまっています

42巻あっても80サイズでOK

単純計算で、24巻で60サイズなら倍の40巻以上だと120サイズになってしまいそうですが、実際はなりません

42巻でも80サイズに十分収まります

この時は割と余裕すらありましたね

130巻あっても120サイズでOK

僕が売った中で最も量が多かったのが「警察系」漫画の132冊です

重量にして実に24.4kgもありました

こんなものが棚に収まってたんだから本当に恐ろしいです(何が?)

最初はとてもゆうゆう/らくらくメルカリ便上限の160サイズに収まらないと思ってたんですが、実際に梱包してみると意外と入っちゃうんです

むしろサイズ的には120サイズに収まりました

ちなみに郵便局が運営しているゆうゆうメルカリ便だと上限が100サイズまでなので無理でした

ヤマト運輸が運営しているらくらくメルカリ便は、160サイズまで送れるのでこちらを選択することにしました

らくらくメルカリ便は重量を見ていない?

この「警察系」漫画はサイズにして120サイズに収まってるんですが、重量がいかんせん25kg近い

らくらくメルカリ便では120サイズなら1100円なんですが、重量が24kgあると160サイズの料金1600円が適用されてしまいます(と思ってました)

しかし実際に取引が終わって表示されていた送料は1100円でした

つまり、らくらくメリカリ便ではサイズしか見ていないことになります

これは「サイズは小さいんだけど、めちゃくちゃ重い」物を運ぶのに便利だと思いました

鉄アレイとか金のインゴットとか

ゆうゆうとらくらくの比較表

以上の点を踏まえて、ゆうゆうメルカリ便とらくらくメルカリ便の簡単な比較表を作ってみたので参考にしてください

比較してるのは60サイズ以上の場合のみです

ゆうゆうメルカリ便(郵便局)らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)
60サイズ700円 (25kgまで)700円 (2kgまで)
80サイズ800円 (25kgまで)800円 (5kgまで)
100サイズ1000円 (25kgまで)1000円 (10kgまで)
120サイズ1100円 (15kgまで)
140サイズ1300円 (20kgまで)
160サイズ1600円 (25kgまで)
集荷なしあり(30円)

使い分け

サイズが小さくて(100サイズ以内)重量が重い(10kg以上)場合は、ゆうゆうメルカリ便がお得

上の方で「らくらくは重量を見ていない」と書きましたが、今後もその通りというの保証はないからです

ただしあまりにも重い品物だと、らくらくの集荷サービスを使ったほうが便利です

なにせたったの30円で玄関先まで取りに来てもらえるからです

一方で100サイズを超える場合は、らくらくしか選択肢はありません

メルカリにはこの両者以外にも発送方法はあるんですが、現状だと事実上この両者が最も送料が安いです

というわけで、送る品物によってこの両者をうまく使い分けるのがメルカリ攻略の鍵といってもいいのかもしれません

最後に

どうでも良いことかもしれませんが、この両者は実にネーミングが紛らわしい

ゆうゆうメルカリ便、らくらくメルカリ便

ゆうゆうらくらくしか違いがないからです

ゆうパックゆうゆうが郵便局の方。それ以外(らくらく)がヤマト運輸と覚える事にしました

追伸

ほとんどの漫画本を売り払ったわけですが、唯一某バスケットボール漫画だけは売りませんでした

僕の聖書、バイブルと言える存在ですし、全部で31巻という量は手頃だし、なぜかこの本だけは手元に残しておきたかったからです

君が好きだと叫びたい♩