HDDからSSDに換装するだけで仕事が10%早くなった話

仕事環境

僕らITエンジニアの仕事は、とにかくPCの操作がつきものです

PCが速いか遅いかで仕事のスピードに差が出ます

頻繁に出るようになったレインボーカーソル

今僕が使ってるPCはもう数年使い続けているもので、もちろんHDDです

使ってるうちにどんどん重くなっていて、何かアプリケーションを開こうとすると頻繁に

「お待ちくださいマーク(レインボーカーソル)」が表示されるようになってました

例えば、コーディングにはNetBeans、画像編集にはGimp、動画編集にはPremiere Proを使うわけですが、これらのかなり重たいソフトウェアを起動する時にはおそらく軽く5分は待ち時間が発生していたように思います

ポチポチっとソフトのアイコンをダブルクリックしてから、ボケーっと5分待ってるわけです

その間は他の作業すらすることができません

だって、重たいメインのソフトが起動中だからです

SSDに換装で待ち時間が激減

そんな状況にストレスが溜まって、ある時SSDに換装しました

すると、今まで起動に5分以上時間がかかっていたソフトたちが30秒もかからずに起動するではありませんか!

さらに、ソフト起動時だけでなく細かい操作の時にもレインボーカーソルが出ることがなくなりました

1日10%仕事が早く

多分、1日で合計すれば48分は待ち時間がなくなったんじゃないでしょうか(まじで)

仮に1日の作業時間を8時間とすれば、48分は10%に相当します

本当に48分待ち時間がなくなったかどうかはさておき、心理的なストレスがだいぶなくなったのは事実です

増えた10%の時間を、さらに他の仕事にも充当することができます

ちなみに購入時点のSSDの価格は7000円弱

この値段で、毎日毎日10%の時間が増えると考えれば、すぐに元が取れます

元が取れるどころか、損益分岐点を計算すればすぐさまプラスに転じる気すらします

古いゾンビPCも蘇る

ちなみに僕は過去に2回、HDDからSSDへの換装を行なっています

どちらも購入してから軽く5〜8年経過した古いPCです

このスピードの速い現代では、もうゾンビ化した世代遅れのPCといっても良いかもしれません

そんなゾンビPCもSSDに換装するとあら不思議、最前線で戦えるフレッシュなPCに蘇ります

「なんか最近PCが遅くて頻繁にフリーズする、新しいPCに買い換えようかな?」

と考えてる人は一度SSDへの換装を検討してみてほしいです

PCの進化が頭打ちだからこそ長く使う

20年ほど前、PCのCPUが1Ghzを超えるか超えないか、なんて話をしていた頃は、毎年PCのスペックは倍々に増えていて、頻繁にPCを買い換えるメリットはあったように思います

けれどここ数年、PCのCPUはクロック数が頭打ちになりコアの数で勝負を競う用になってからは、CPUにしてもメモリにしても急激な進化は無くなってきていて、いわば頭打ちの状態にある気がします

そんな状況ではPCを数年で買い換えたところで、驚くほどのスペックアップは望めないでしょう

だから長くPCを使い続ける選択肢はありだと思います

ただ、長くPCを使い続けるとネックになるのが保存ドライブです

PCのスピードのボトルネックって結局のところ最終的な保存ドライブであるHDDにあるわけで、ここが遅いと全体的なスピードは上がりません

だからこそSSDに換装すると劇的にPCのスピードが改善されて、捨てようか悩んでたPCが、前線で戦える兵士に生まれ変わるわけです